STANLEYTEAM KUNIMITSU

RACE 2012 SEASON

  • Preview
  • Result / Report
  • Race Photo

2012 SUPER GT

JAF-GP

特別戦 富士スプリントカップ

第1レース 11月17日(第2レース 11月18日(
QUALIFYINGRACE
RAYBRIG HSV-010、第1レースは11番手、第2は8番手スタート!

2012年のシーズン戦を終えてわずか3週間。ふたたびS-GTマシンによる熾烈なバトルが繰り広げられることになった。場所は静岡・富士スピードウェイ。今年で3年目の開催を迎えた「JAF Grand Prix - SUPER GT & Formula NIPPON - FUJI SPRINT CUP 2012」が11月16日から3日間にわたって行われ、サーキットはシーズン中とはまた異なる緊張感に包まれた。

チャンピオンシップ外の戦いとはいえ、年に一度のこのイベントには、「JAF Grand Prix」のタイトルがかけられるというスペシャルな一戦。2名のドライバーで1レースを戦うSUPER GTも、このイベントではスプリントレースへと形を変えて実施する。しかも、 予選・決勝ともそれぞれ1名ずつの戦い。クルマのウェイトハンディもなければ、タイヤのマーキングもない。ある意味、真のガチンコバトルという見方もできる。シンプルかつストレートな戦いゆえの難しさや醍醐味が体感できる戦いなのだ。イベントスケジュールとして、まず金曜日には1時間の公式練習とドライバー別の予選を実施、土曜日には第1レースを、そして日曜日に第2レースを行い、決勝の総合結果によって、JAF Grand Prixのタイトルを競う。

チームでは、秋に実施された第6戦富士そして、昨年のこのイベント時のデータを元に「2012年度版富士スプリントカップ仕様」の車両を用意。まず、金曜朝の公式練習でセットアップの調整を行った。

深まる秋風はやや冷たいものの、爽やかな青空の下で行われた朝の公式練習で4番手の好タイムをマークしたNo.100 RAYBRIG HSV-010。午後からは、スプリント方式のレースとして実施さ れる第1・第2レースそれぞれの予選を実施することになった。

午後2時35分、第1レースの予選がスタート。今回は使用するタイヤにおいてマーキングの義務がないため、(レースウィーク中の持ち込み本数はスリックタイヤ8セット、レインタイヤ10セット)タイムアタック毎にニュータイヤを装着できる。これはドライバーにとって絶好のアタックチャンスであり、第1レースに出走する山本尚貴選手はまずタイヤに熱を入れようとコースに向かったが、その気負いが大きかったか、ダンロップコーナーでハーフスピンを喫してしまった。しかし体勢を整え直して1回目のアタックで1分31秒825をマーク、暫定7番手につけた。その後ピットインし、2セット目のニュータイヤを装着。再度コースに向かい、ラストアタックで1分31秒740へとタイムを削ってセッションを終了した。だが後半タイムアップを果たしたライバルが多く、結局山本選手は11番手に落ち着いた。

第2レースの予選は午後3時40分にスタート。格段に気温、路面温度が下がる中、伊沢拓也選手がコースインする。最初のアタックで1分31秒670の自己ベストをマーク、暫定6番手につけて一旦ピットイン。残り時間7分頃に再度ニュータイヤを装着して、ラストアタックへと向かった。ここでもタイムアップに成功した伊沢選手。1分31秒212で暫定6位をキープしていたが、終盤にタイムを削ったライバルが現れたため、最終的には8番手のポジションを獲得することになった。

通常のシリーズ戦とは異なる予選アタックを終えたふたり。天気予報で決勝が雨模様と言われている第1レースを担当する山本は、「朝の公式練習の時点ではクルマはすごく乗りやすく、いい感じだったのですが、予選アタックではタイヤを温めるのにBコーナーでスピンしたり、ちょっと流れを崩してしまった部分ありますね。さらに最後のアタックのときに他車に引っかかってしまったということもあり、そこでのロスが大きいかなという気がします」とやや渋い表情。それでも、決勝に向けて「色々と考えてもしょうがないし、一生懸命走りたいですね。スタートが後方なので前が見えにくいぶん、色んなアクシデントに巻き込まれないようにしてポジションを上げて帰ってきたいと思います」と意気込みを見せた。

一方の伊沢選手。「朝の状態は順位的にも悪くなかったんです、予選になると全体的に周りのスピードが非常に速くなったので、そこにホンダ勢全体としてついていけなかったかな、という感じがしました。でもその中で、自分的にはベストは尽くせたかなとの思いもあります。ただレースですから、8番手という結果は満足できないですよね」とこちらも悔しさをにじませる。ただ、決勝に向けて手応えある準備が進んでいると言い、「レースはスタートが大事なので、さて、日曜は8番手からどこまで上がれるのかな、というところを楽しみにしています」と、自身相性のいいスプリントカップならではの戦いに闘志を感じさせるコメントを残した。

第1レース 公式予選結果

PoNoMachineDriverBest TimeDiff.LapsTire
16ENEOS SUSTINA SC430大嶋 和也R1'30.730181.051km/h4/10BS
236PETRONAS TOM'S SC430L.デュバルR1'30.9110.1818/9BS
338ZENT CERUMO SC430平手 晃平R1'31.0620.33210/10BS
439DENSO KOBELCO SC430石浦 宏明R1'31.2870.55710/11MI
517KEIHIN HSV-010塚越 広大R1'31.3050.5758/9BS
624D'station ADVAN GT-R安田 裕信R1'31.4280.6987/8YH
712カルソニックIMPUL GT-RJ-P.オリベイラ R1'31.4700.7410/10BS
823MOTUL AUTECH GT-RM.クルムR1'31.6490.91911/11BS
91S Road REITO MOLA GT-RR.クインタレッリ R1'31.6680.9388/10MI
1018ウイダー HSV-010C.ヴァン・ダムR1'31.6790.9499/10BS
11100RAYBRIG HSV-010山本 尚貴R1'31.7401.0110/10BS
1235KeePer Kraft SC430国本 雄資R1'31.7821.0524/10BS
138ARTA HSV-010小林 崇志R1'31.8371.1074/11BS
1419WedsSport ADVAN SC430荒  聖治R1'31.9871.2577/9YH
1532EPSON HSV-010中山 友貴R1'32.3941.66410/11DL

天候:晴| コース:ドライ

第2レース 公式予選結果

PoNoMachineDriverBest TimeDiff.LapsTire
136PETRONAS TOM'S SC430中嶋 一貴1'30.823180.866km/h9/10BS
235KeePer Kraft SC430A.カルダレッリ 1'30.9250.1029/10BS
312カルソニックIMPUL GT-R松田 次生1'30.9850.16210/10BS
438ZENT CERUMO SC430立川 祐路1'31.0470.2244/10BS
523MOTUL AUTECH GT-R本山 哲1'31.1040.2814/11BS
66ENEOS SUSTINA SC430伊藤 大輔1'31.1840.3619/10BS
71S Road REITO MOLA GT-R柳田 真孝1'31.2070.38410/10MI
8100RAYBRIG HSV-010伊沢 拓也1'31.2120.38910/11BS
924D'station ADVAN GT-RB.ビルドハイム 1'31.6500.8278/9YH
1039DENSO KOBELCO SC430脇阪 寿一1'31.6600.83710/11MI
1117KEIHIN HSV-010金石 年弘1'31.8090.98610/10BS
128ARTA HSV-010R.ファーマン1'31.8130.999/10BS
1319WedsSport ADVAN SC430M.フランキッティ1'32.4011.57810/11YH
1432EPSON HSV-010道上 龍1'32.6061.78310/11DL
1518ウイダー HSV-010小暮 卓史1'32.7551.9325/10BS

天候:晴| コース:ドライ
PAGE TOP
「STANLEY × TEAM KUNIMITSU」トレーディングカードコレクション
HISTORY OF KUNIMITSU TAKAHASHI
STANLEY RACE AMBASSADOR
メール会員限定コンテンツ
メール会員限定コンテンツ