公式予選 7月28日(土) | 決勝レース 7月29日(日) |
厳しい戦いが予想される中、1ポイントでも多くのポイント獲得を目指す
開幕2戦での連続2位表彰台獲得を達成し、スタートダッシュを見事に決めた今シーズンのチーム国光。悲願のチャンピオン獲得を達成するためには、中盤戦以降も取りこぼしのない戦いをし続けていかなければならない。
唯一の海外戦となる、マレーシア・セパンでの第3戦では、参戦チーム中最大の60kgというハンデウェイトを搭載してレースに臨むこととなったが、まずは予選でふたりのドライバーが奮闘してみせた。今回の予選ではスーパーラップ方式が採用されていたが、ウェイトの重いRAYBRIG HSV-010にとってはまずはQ1で好タイムをマークしてトップ10に入り、スーパーラップへの進出を果たすことが必要条件。そんな状況の中、Q1を担当した山本が赤旗中断というアクシデントにもめげずに、見事なアタックを見せ、7位のタイムをマーク。そして、その後行われたスーパーラップでも伊沢が健闘、ポジションアップはならなかったものの、ウェイトが重い状況のマシンで7位グリッドを得た。
決勝レースでもふたりのドライバーは健闘、レース展開としてはやはりハンデウェイトが効いて、難しい展開となったが、残り10周を切ったところで前を行く2台が接触し、6位にポジションを上げ、そのままチェッカーを受けた。そして、この結果、ポイントランキングはドライバー、チームともに2位となった。
次の戦いは東北・宮城のスポーツランド菅生での第4戦。さらにハンデウェイトは追加され、70kgとなるだけに、このアップダウンがきつく、コースレイアウトもタイトな菅生でのレースはこれまで以上に厳しい戦いになることが予想されるが、シーズンを通して、ここが辛抱のしどころ。1ポイントでも多くのポイントをここで獲得し、チャンピオン争いが過熱していく後半戦へつないていかなければならない。全力で戦うふたりのドライバー、そしてチーム国光の戦いに期待して欲しい。