公式予選 11月23日(土) | 決勝レース 11月24日(日) |
ふたりのドライバーがそれぞれの有終の美を目指す
開幕戦岡山での劇的な優勝で幕を開けた、2013年シーズンのチーム国光。伊沢拓也と小暮卓史という、ダブルエース体制で臨み、スーパー GTの歴史に残る劇的な展開の中、レースを制した。その後も上位争いに食い込む健闘を見せ、第3戦セパンでも3位表彰台を獲得。中盤戦以降も 上位での戦いを続けていくが、歯車が噛み合い切らず、また不運に見舞われることもあり、なかなか結果に結びつかない、もどかしい展開に。ツイ ンリンクもてぎでの最終戦でも上位ポジションでのチェッカーを目指すが、他車との接触により、タイヤにダメージを受け、イレギュラーのピット インを強いられることになってしまい、上位入賞はならなかった。
シリーズ戦は終了したが、今シーズンを締めくくるレースとして、富士スピードウェイでの富士スプリントカップが残っている。その名が示すと おり、シリーズ戦とは異なり、ふたりのドライバーがそれぞれ100kmのスプリントレースを戦うというもので、スーパーフォーミュラのレース もあわせて行われる。そして、優勝者には「JAFグランプリ」も授与されることになる。
2013年シーズンのビッグレースはこれで締めくくられるということもあり、どのドライバーにとっても有終の美を飾りたいところ。ふたりの ドライバーの健闘に期待したいところだ。