STANLEYTEAM KUNIMITSU

RACE 2014 SEASON

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2014 SUPER GT

ROUND2 FUJI GT 500KM RACE

第2戦 富士スピードウェイ

公式予選 5月3日(決勝レース 5月4日(
NSX CONCEPT-GTが搭載するハイブリッドパワーで上位を狙う

 今季車両レギュレーションが大幅に変更され、大きな注目を集めた第1戦岡山から約1ヶ月。SUPER GTはゴールデンウイークの一戦となる第2戦富士を迎える。例年連休を利用して多くのモータースポーツファンが訪れる注目のラウンドだ。

 2014年、チーム国光はニューマシンであるHonda NSX CONCEPT-GTを投入。テストから上位につける好調さを保っていたが、4月の第1戦は予想外の苦戦を強いられた。土曜の公式練習から小さなトラブルが起き、決勝レースでも最後までトラブルにつきまとわれる戦いとなった。とは言え、小暮卓史と今季新加入の武藤英紀は、苦しい戦いの中でも着実にゴールまでRAYBRIG NSX CONCEPT-GTを運び、貴重なポイントを獲得。シーズンを通して考えると、SUPER GTではこうしてきっちりと得点を得ていくことがチャンピオン獲得のためには最も重要なことなのだ。

 迎える第2戦の舞台、富士スピードウェイは世界屈指の高速コース。1.5kmのロングストレートは、F1開催規格をもつ国際コースの中では世界最長レベル。そのストレートを含むコース前半は高いコーナリングスピードが求められるが、コース後半のいわゆる"セクター3"と呼ばれる部分は、急な登り坂を細かく切り返すことが求められるテクニカルな区間。高速区間を伸ばす高い空力性能と、セクター3を速く走るためのメカニカルグリップのどちらも要求される。今季、Honda NSX CONCEPT-GTが搭載するハイブリッドパワーは高速域で作動するため、NSX CONCEPT-GTにとっては有利になるかもしれない。

 また、今回の第2戦は通常のレース距離よりも長い500kmというレース。規則により、レース中はスタート以降2回のピットストップが義務づけられている。今季GT500クラスは、ドライバー交代をより安全に行うために給油時間が長くとられているが、ピットストップの時間を少なくすればその分マージンを稼ぐことができる。チーム国光の迅速なピットストップで2回メリットを稼ぐことができれば、その分レースを優勢に運べるはずだ。

 今回の第2戦では、車両の"見た目"も第1戦とは異なるのでそのあたりもぜひ注目して欲しいところ。今季から導入された新規定ではシーズン中に車両外観のアップデートを行うことはできないが、富士スピードウェイでのレースだけは高速域でのドラッグ(空気抵抗)を減らすための"ロードラッグ仕様"が採用される。RAYBRIG NSX CONCEPT-GTのバンパー左右、幅広になるリヤウイングにご注目頂きたい。

 今回の第2戦は先述のとおり、ゴールデンウイークの一戦とありサーキット内でも多くのイベントが開催される。ぜひ富士スピードウェイで連休を楽しみながら、RAYBRIG NSX CONCEPT-GTに熱い声援を送って欲しい。

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