公式予選 11月12日(土) | 決勝レース 11月12日(土) |
ウェイトが半減する一戦で好走を目指す
ついに、2016年シーズンの集大成を迎えるSUPER GT。秋も深まる栃木・ツインリンクもてぎでの戦いは、いつも以上にタフかつエキサイティングなイベントになることは必至だ。というのも、もてぎでは、5月にオートポリスでの開催を予定していた第3戦の代替戦、そして通常の最終戦の2レースが開催されるためだ。
“熊本地震復興支援大会”に位置づけられる「2016 AUTOBACS SUPER GT Round3 」は、11月12日(土)に5月の代替イベントとして、予選、決勝を実施する。また、過去のシーズンに則り、第3戦ながら今回はセミファイナルラウンドに該当するため、ウェイトハンディは第7戦までに獲得したポイント通り、つまり前戦の半分を搭載することになる。
前戦タイでは10位入賞でポイント獲得を果たしたNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT。実のところ、その中身は結果以上の手応えを多く得るものだった。時には頭打ちになりつつ、苦しみながら導いた答えが決勝で結実。山本尚貴、伊沢拓也両選手の好走をアシストした。これによって彼らだけでなく、チームスタッフ全員のモチベーションアップが実現。この勢いをキープし、もてぎに挑むのは言うまでもない。
サーキットでは、まずレースウィーク初日の金曜日に実施される1時間×2回の公式練習でクルマの方向性を確認することになるが、午前のセッションはウェイト搭載のコンディションで走行する。
Hondaのホームサーキットで迎えるシーズン最後のレースとなるだけに、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTにとってHonda勢トップの座を奪還する戦いでもある。まず、公式練習でセットアップなど、クルマの方向性においてしっかり準備を進め、土曜日の予選で好位置を狙い、その勢いで好結果を手にすることが、最初のミッションとなる。