公式予選 4月5日(土) | 決勝レース 4月6日(日) |
昨年勝利の地、岡山へ。いよいよシーズンの幕が開ける!
冬の寒さも少しずつ解け、いよいよ春到来。SUPER GTも長かったオフシーズンが終わりを告げ、いよいよシーズン開幕を迎えることになった。開幕の地は、昨年同様テクニカルな岡山国際サーキット。2013年、RAYBRIG HSV-010が歴史的なバトルを制し、開幕勝利を飾ったサーキットだ。
2014年シーズン、SUPER GTは大きな変革の年を迎える。DTMドイツツーリングカー選手権との車両規定統一により、GT500クラスに参戦する全車両がニューマシンとなる。チーム国光でも、ミッドシップレイアウトとハイブリッドを採用した新設計のHonda NSX CONCEPT-GTを導入することになった。
8月に鈴鹿でお披露目されて以来、Hondaは日本国内の各サーキットでテストを重ねており、着実にNSX CONCEPT-GTを熟成させトラブルもほぼ皆無に。チーム国光も岡山や鈴鹿で、オフ仕様のカラーリング『PHASE 1』をまとったRAYBRIG NSX CONCEPT-GTを走らせ、ニューマシンに必要なデータを蓄積してきた。
そんな今シーズン、チームは昨年までチームに在籍していた伊沢拓也をヨーロッパに送り出し、新たに小暮卓史のパートナーとして、世界中で経験を積んできた昨年のGT300クラスチャンピオン、武藤英紀を迎えた。いまや中堅どころと言える武藤は速さに加え経験も身につけており、小暮とのコンビネーションも良好。さまざまなセットアップを試し、万全の体制で開幕戦に臨む。
オフのテストではライバルメーカーが一発のタイムを出し、その速さに注目が集まっているが、NSX CONCEPT-GTの武器は、レースを見据えた安定したペースだ。これまでのテストでもNSX CONCEPT-GTはレースペースのシミュレーションで非常に高いポテンシャルを示しており、期待が高まっている。RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは、そんなHonda勢の中でも常にタイムシートの上位につけており、昨年の再現を狙っている。
もちろん、開幕戦ということもありぜひご期待いただきたいのが、本番仕様のRAYBRIG NSX CONCEPT-GT『PHASE 2』の登場だ。今年はいったいどんなカラーリングになっているのだろうか? ぜひサーキットで、テレビでその勇姿を目に焼き付けて欲しい。