公式予選 8月29日(土) | 決勝レース 8月30日(日) |
後半戦のスタート、着実な戦いを狙う
8月上旬、静岡・富士スピードウェイにて行われたSUPER GT第4戦。今季2度目の富士戦は、チームにとって結果を残すための戦いでもあった。結果、開幕戦以来となる完走を果たしただけでなく、予選7位、決勝5位という安定した好成績を残すこととなった。迎える第5戦鈴鹿でも、確実なレース運びで1000km走破を目指している。
今季の戦いを振り返ると、第2戦富士戦でエンジン交換を強いられたことにより、チームでは第3戦以降厳しいコンディションでの戦いが続いている。加えて、第2、第3戦とチェッカーを受けずしてレースを終えた悔しさも重なり、先の富士戦はなんとしても完走することが大きな目標だった。いい流れを着実に引き寄せることとなったチームでは、予選、決勝を通じて総合力を活かした走りを披露。鈴鹿に向けていい足がかりを作ることに成功した。
迎える鈴鹿は伝統の1000kmレースとして知られる。富士から引き続き同じポテンシャルのクルマには、富士で獲得したポイントを新たに計上した42kgのウェイトハンデが搭載され、さらに厳しい状況に置かれることは必至。しかしながら、ドライバー、チームスタッフがそれぞれ自身の仕事を全うし、“我が道を行く”レースをすることでチームが求める理想の結果が得られることも事実。つまり、ウェイトによって増える負荷を考慮しつつ、エンジンを労り、タイヤをマネージメントし、着実な走りを重ねることによって大きな成果を手にすることを目標に、厳しい真夏の一戦へと挑む。