公式予選 11月14日(土) | 決勝レース 11月15日(日) |
シーズン集大成にむけてラストスパート!
前回第7戦オートポリスで過ごしたレースウィークは、いい流れをつかみ切れず、チームにとって長くタフな時間を過ごすことを強いられた。
それから2週間という短いインターバルで迎える最終戦は栃木・ツインリンクもてぎが舞台となる。
オートポリスではGT500クラス中、最重量車両としての想像以上の厳しい戦いが待っていた。
車両の調整に時間をかけ、あらゆる可能性に賭けて挑んだ決勝は、気温・路面温度の低さも相まって、タイヤのピックアップにも悩まされた。
しかしながら、山本尚貴、伊沢拓也両選手による決勝でのノーミス・ノートラブルでの力走は、チームに新たなるモチベーションを与えることになったのは言うまでもない。
9月下旬にもてぎで実施されたGTA主催の公式テストでは、ドライコンディションの下で順調にメニューを消化。
刻んだタイムも手応えあるもので、好材料が揃うことになった。一方、レギュレーションにより、この大会ではこれまで搭載されてきたウェイトがすべて下ろされるため、クルマ本来のポテンシャルをうまく引き出したいところ。
いずれにせよ、最終戦では“ストップ&ゴー”のコースレイアウトをどう攻略するかが戦いの鍵を握ることになるだろう。
条件的には厳しいものの、ドライバーチャンピオン獲得の可能性も残されたチームとしては、Hondaのホームサーキットであるもてぎですべての力を注ぎ、善戦を誓う。