公式予選 5月3日(水) | 決勝レース 5月4日(木) |
2017年SUPER GTシリーズ第2戦の舞台は、静岡・富士スピードウェイ。恒例となったゴールデンウィーク中のイベントであり、毎年多くのレースファンで賑わう一戦だ。開幕戦の岡山では、決勝イベントでHonda勢に思わぬマシントラブルが次々発生。10位から浮上を狙って奮闘していたNo.100 RAYBRIG NSX-GTも、序盤に戦列を去ることになった。その悔しい思いがあるだけに、富士ではなんとしても勇姿をアピールしようと意気込む。
これに先立ち、4月17〜18日に大分・オートポリスでのタイヤメーカーテストへ参加したチームクニミツ。第3戦オートポリス戦で着用するタイヤ選択の見極めを一番のミッションに、走り込みを実施した。あいにく初日は、酷い風雨で思うような作業ができなかったが、2日目はウェットからドライへとコンディションが改善。終盤、No.100 RAYBRIG NSX-GTはトップタイムをマーク、いい流れを構築してテストを終えている。
一方、第2戦富士は、500kmの長丁場での戦い。予選での好位置確保もさることながら、決勝で安定した強さ・速さをしっかりと引すことが求められる。それには、クルマのセットアップをはじめ、的確なタイヤ選択も重要なファクターだが、レースウィーク中のコンディションなど、いわゆる“神のみぞ知る”要素も可能な限り味方にしたいところだ。
まずは、高いチーム力を保持し、セッション中はミスのない仕事をこなすなど、確実な戦いで高ポイント獲得を狙う。