TEAM KUNIMITSUらしい戦いでタイトル争いを目指す
早いもので、今シーズンのSUPER GTも残すところ2戦となる。10月18、19日に大分・オートポリスで開催される第7戦は、5月以来の3時間レース。長時間レースならではの緻密な戦略と、信頼あるクルマで粘り強く戦わなければならない。
秋の気配が感じられるようになったSUGOでの第6戦は、予選日朝の公式練習を7番手で終えると、午後の予選に向けてセットアップの見直しに取り掛かったが、Q1でアタックするには難しいほどの原因不明のトラブルに見舞われる。最後尾からスタートした決勝では、チームの真骨頂とも言える総合力をフル活用。ドライバーふたりの奮闘が結実して6位入賞を果たしたが、表彰台を視野に入れて臨んでいただけに悔しさも残る一戦となった。
迎えるオートポリスは3時間の戦い。開幕戦以降獲得したポイントに応じて課されてきたサクセスウェイトもようやく半減されるが、山間部に位置するサーキットはアップダウンを含むレイアウトで、且つタイヤに負荷がかかりやすい特長がある。攻防戦になりやすい一方でパッシングポイントは限られるため、ドライバーにとっては難コースでもある。まずは予選での好位置獲得を実現させ、決勝では表彰台獲得を目指していきたい。
第6戦を終了し、シリーズラキングはホンダ勢トップの6番手。最終戦までシリーズ争いに残るためにも、オートポリスでの奮闘を誓う。