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2022 AUTOBACS SUPER GT Rd.1 『OKAYAMA GT300km レース』

第1戦 OKAYAMA

予選 4月15日(決勝 4月16日(
RACE
DATE
CIRCUIT
WEATHER
RESULT
2023 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE
予選:2023年4月15日 決勝:2023年4月16日
岡山国際サーキット(岡山県)
予選:曇/ ウェット  決勝:曇・雨/ドライ・ウェット
公式練習:14位 予選:8位 決勝:12位

待望の2023年シーズンがスタート。チームクニミツでは、今シーズンも山本尚貴、牧野任祐両選手を擁してNo.100 STANLEY NSX-GTでSUPER GTに参戦する。4月15、16日は両日ともウエットコンディションが先行。とくに決勝日は天候の急激な悪化で多くのアクシデントが発生するなど極めて難しいレース展開になった。そんななか、予選8番手からスタートしたNo.100 STANLEY NSX-GTは、レース序盤にポジションアップの好走を見せたが、最終的には12位でシーズン初戦を終えている。

予選日の夜遅くには雨も上がり、決勝日の朝を迎えた岡山国際サーキットの上空には青空が広がった。正午に始まったウォームアップ走行時の気温は18度、路面温度は24度へと上昇。開幕戦のオープニングセレモニーやスタート進行中も春の穏やかな陽気に包まれ、スタンドに詰めかけたファンの皆さんにとっても、観戦日和の一日になるかと思われた。

だが、レース開始直前になると天候が急変。岡山県警のパトカーによるパレードランが始まる頃には上空がすっかりと曇天へと変わり、冷たい風が吹き付け、さらにはパラパラと雨が落ち始める。

午後1時30分、パレードランに続いてフォーメーションラップを経て82周のレースがスタート。No.100 STANLEY NSX-GTのスタートドライバーを務める牧野選手は、絶妙なスタートダッシュを決めてポジションアップに成功。文句なしのパフォーマンスで予選8番手スタートから4番手へと一気に浮上すると、3周目にはバックストレートで前方車両を仕留め、3番手に。その勢いで2番手にも迫る走りを見せた。そんな中、上空から雨が落ち始め、走行中の車両もワイパーを動かすようになる。瞬く間にウェットコンディションとなり、足元をすくわれたGT300の車両が1コーナーでコースアウトしたため、レースは16周目にFCY(フルコースイエロー)が導入された。

一方、ほぼ同じタイミングで牧野選手はタイヤ交換を行なうべく、ピットイン。
その後コース上では2台の車両にトラブルが発生したことで、FCYからセーフティカー(SC)ランへと切り替わる。激しい雨は雹が混ざるなど荒れた状況で周回が続いたが、ピットレーンオープンを機に他車がタイヤ交換のためにピットへと戻り、ひと足先に作業を済ませていたNo.100 STANLEY NSX-GTは20周を終えてトップに浮上する。ほどなくして上空には再び青空が顔を出し、コンディションも緩やかに回復。すると、トップを走る牧野選手と後続車両との攻防戦が激しくなり、28周目のバックストレートエンドで36号車 Supraの先行を許してしまう。装着するタイヤと路面コンディションの関係もあり、その後も防戦が続き、4位で周回を重ねることとなった。

だがその矢先、35周を走行中に、16周目で行なったピットインが「FCY中のピットイン」と判定され、60秒のペナルティストップが課せられる。これを受け、チームでは即座に対応。ペナルティを消化したが、ポジションは15位へと大きく下がり、そのまま37周目にルーティンのピット作業を迎え、タイヤもライバルに先んじてスリックへと交換した。

山本選手へとスイッチした後も、レースは再び降り始めた雨の影響でコースアウトする車両やアクシデントが続出。FCYの導入やSCラン、さらには近隣で落雷があったことを受け、安全確保のために55周目の時点で赤旗が提示され、一旦中断となる。およそ20分後にSC先導でレースは再開、No.100 STANLEY NSX-GTもまた、タイヤ交換のためにピットインした。しかしそれから20分もしないうちに2度目の赤旗が提示され、またもレースは中断。午後4時20分にレース再開となったが、5分も経たないうちに3度目の赤旗となり、62周を走り終えたことから、これをもってレースは赤旗終了という形が取られた。

雨に翻弄され、まともに戦える状況とは言い難い一戦となった岡山大会。No.100 STANLEY NSX-GTが持つポテンシャルを存分に発揮できないまま、悔しい12位フィニッシュとなってしまった。この悔しさは、第2戦富士での戦いにぶつけるしかない。事前の公式テストは雨となり、ドライコンディションでのデータ収集は存分とは言えないが、それはライバル勢も同じこと。既存のデータとレースウィーク中の迅速な対応によってクレバーな戦いを目指したい。

◎小島一浩監督 ドライバーふたり、エンジニア・メカニックたちがすごくいい仕事をして、序盤には見せ場も作ってくれました。そんな中、FCY中のピットインと判定され、ペナルティを受けることになりました。結果的にレースではポイント獲得もできなくなってしまいました。今大会を踏まえ、チームスタッフみんなと見直しを行ない、次の富士戦に全力で臨みたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします。
◎山本尚貴選手 現地で観戦してくださった皆さん、雨の中、応援ありがとうございました。今回は残念な結果になりましたが、レースでは牧野(任祐)選手がすばらしいスタートダッシュを決めてくれて、3番手まで上げてくれたので見ていて興奮しました。そのあとは天候に左右されたことや、FCYとピットインのタイミングが重なり、残念ながらペナルティを受けることになりました。

反省すべき点は多々ありましたが、いいパフォーマンスを見せられた場面もあったので、引き続きチームと反省を重ね、次の富士に向けて立て直しを図りたいと思います。第2戦も応援よろしくお願いします。
◎牧野任祐選手 FCYを確認できておらず、ピットインしたためにチームとファンの皆さんには本当に申し訳ないことをしました。ペナルティを受けることになり、その時点で戦線離脱となりました。次の富士ではこの悔しさをぶつけて頑張っていきます。次戦も応援してください。
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