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2024 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT 300km RACE

第8戦 MOTEGI

予選 11月2日(決勝 11月3日(
タイトル争いを占う重要な一戦に

悪天候でレースウィーク初日の走行セッションがすべて中止となり、予選〜決勝を”ワンデーレース”として開催した第7戦オートポリス。慌ただしく、またレース自体もアクシデントによるFCYやSC導入が繰り返されるなど波乱の多いものとなったが、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは、予選7位からポジションを上げて4位でチェッカーを受けた。結果、チャンピオン争いではランキング3位と変わりはないものの、同2位とは同点、さらにトップランカーとの差は2点まで縮まった。

当初の予定では、もてぎ戦はシーズン最後の舞台だったが、今シーズンは第5戦鈴鹿が台風接近の影響を受けて延期されたため、依然としてサクセスウェイトを積載しての戦いとなる。ただ、前回のオートポリス戦まではシリーズ得点の累計ポイントを2kgに換算したウェイトを積載したが、もてぎからは1kg換算となって51kgの積載に。とはいえ、50kg超のウェイトに対する燃料流量リストリクター径の調整が併用されるため、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTには34kgのウェイトと”1リスダウン”の燃料流量リストリクター径が適用される。ストップ&コ゚ーの特徴的なコースレイアウトであるもてぎでの、初”ウェイトレース”に向け、入念な準備が必要となるのは言うまでもない。

今年は残暑がいつまでも居残り、また、シーズン後半に入ってからは雨に翻弄されるなど、不確定要素に左右される戦いが続くSUPER GT。残る2戦においては、ミスのない確実なレース展開を見せ、またライバルよりひとつでも前のポジションでチェッカーを受けなければならない。とりわけ、抜きどころが限られるもてぎでは、まず予選が重要なカギを握ることとなる。レース距離300kmの短期決戦を制するためにも、予選で好位置を確保し、チームが理想とする展開へと持ち込みたいところだ。

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