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 	2023 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUZUKA GT 450km RACE

第3戦 SUZUKA

予選 6月3日(決勝 6月4日(
RACE
DATE
CIRCUIT
WEATHER
RESULT
2023 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUZUKA GT 450km RACE
予選:2023年6月3日 決勝:2023年6月4日
鈴鹿サーキット(三重県)
予選:晴れ/ ドライ  決勝: 曇り/ドライ
公式練習:8位 予選:3位 決勝(暫定):5位

搬入日にあたる2日は、台風2号の通過さらに線状降水帯などの影響を受けて、サーキット周辺は激しい雨に見舞われた。幸い、夜遅くに雨も止み、土曜日は冷たく強い風が終日吹いていたものの、朝から青空が広がる好天に恵まれた。午前9時15分、公式練習がスタート。気温23度、路面温度26度のコンディションのもと、まずは持ち込みのセットアップ確認が始まった。

GT300クラスとの混走枠で出走したのは山本尚貴選手。セットアップの微調整やタイヤの見極め等の作業を重ね、およそ50分ほどステアリングを握った。牧野任祐選手は混走残り30分を切った頃にコースイン。まず山本選手が確認したクルマのフィーリングを確かめつつ、専有走行終了時まで走行を続けた。

また、その後のGT500専有走行時もドライブを継続。最終的にセッション終盤にマークした1分46秒058がチームベストとなり、8番手で朝のセッションを終了している。山本選手によると、クルマのバランス含めて調子があまり良くなかったとのこと。
インターバルを使ってミーティングを重ね、改めてセットアップを見直し、午後からの予選に備えることになった。

ノックアウト予選は午後3時25分に開始。サポートレースのセッションディレイにより、当初の予定より20分遅れで開始された。GT300クラスのQ1を経て、GT500クラスQ1が午後3時58分にスタート。牧野選手がNo.100 STANLEY NSX-GTに乗り込んだ。しっかりとタイヤを温め、チェッカーラップでタイムを出しに行くと1分45秒231をマーク。この時点で暫定3番手につけたが、後続車両がさらにタイムを縮めてきたため、8番手でセッションを終えることに。とはいえ、公式練習後の僅かな時間で調整を行ない、見事Q2進出を果たしたことは、ドライバーはもとよりチームの総合力の賜物と言えるだろう。

上位8台によるQ2は午後4時36分から始まる。セッション開始直後に40度あった路面温度も少し下がり、38度に。計測4周目でアタックラップを行なった山本選手はチェッカーが振られるなか、1分44秒763の好タイムをマークしてトップに躍り出る。だが、そのあと3台がさらにタイムを伸ばしたため、No.100 STANLEY NSX-GTはQ2を4番手で終了することとなった。ところがその後の再車検において、トップタイムをマークした24号車 Nissan Zが不合格扱いでタイム抹消に。結果、ポジションがひとつ繰り上がり、予選3位の結果を手にしている。

予選日を振り返った山本選手は「自信よりも不安のほうが大きかった」とコメント。公式練習からコンディションが好転したクルマを操り、牧野選手がQ1を突破。バトンを繋いでくれたことで良いアタックができたという。「大きなミスもなく、久々に自分自身もいいアタックができたと思える予選だった」と満足気だった。また、重要なQ1を任された牧野選手も「Q1を通過できると思ってなかったが、ギリギリ通れたことでQ2では(山本)尚貴さんが素晴らしいアタックを見せてくれた」と笑顔を見せた。決勝はセカンドローからのスタートを切るNo.100 STANLEY NSX-GT。決勝では、表彰台がグッと近づいた位置でスタートを切ることになる。

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