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予選 8月3日(土) | 決勝 8月4日(日) |
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[更新日:2024/8/7]
RACE DATE CIRCUIT WEATHER RESULT |
2024 AUTOBACS SUPER GT Round4 FUJI GT 350km RACE 予選:2024年8月3日 決勝:2024年8月4日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選:晴/ドライ 決勝:晴/ドライ 公式練習:2位 予選:2位 決勝:2位 |
およそ2ヶ月のインターバルを経て迎えたSUPER GT第4戦富士。今回は「FUJI GT 350km RACE」と称した一戦が繰り広げられる。初の350kmレースをいかに戦い、チャンピオンシップ争いに食い込むか、チームとしても今大会は重要な一戦になる。そんななかでSTANLEY TEAM KUNIMITSUのNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTは予選で2位を獲得。決勝でもトップに迫るパフォーマンスを見せ、シーズンベストの2位表彰台を掴んでいる。
前日よりも強い日差しが照りつけ、蒸し暑い一日となった決勝日。レース直前のウォームアップ走行の時点で、気温35度、路面温度は56度に上昇。ともにレースウィークでの最高値を刻み、午後2時30分の決勝スタートまで下がることはなかった。
静岡県警の白バイとパトロールカーのパレードラップからフォーメーションラップへと入り、350km・77周の戦いが始まる。No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTでは、牧野選手がスタートを担当。ポールスタートの8号車CIVICにプレッシャーをかけるようにピタリとマークし、周回を重ねていく。だが、やはり40kgのサクセスウェイトがじわりじわりとボディブローのように効いてくるのか、8号車との差が開き始めた。
レースは27周目のダンロップコーナーで、トラブルに見舞われたGT300クラス車両の一台がコースサイドでスロー走行の末に停止。これを受けてコース上はFCY(フルコースイエロー)が導入された。およそ3分後に解除されたが、このレースコントロールが8号車との差を広げることとなってしまう。
その後、30周を過ぎるとルーティンのピットインを始めるチームが現れ、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GTも32周でピットへクルマを戻す。山本選手へとバトンを繋いでコースへ復帰するなか、目下のライバルである8号車は翌周にピットへ。惜しくもアンダーカットにはならず、改めて8号車を追いかける形で後半戦へと突入した。
レースは53周を終えた午後4時になると、気温は31度、路面温度は50度まで下降。またこれに先立ち、山本選手は8号車との差を一時0.4秒まで縮める気迫のパフォーマンスを披露するなど、見せ場を作った。だが、終盤に入ると、再び2台の差がじわじわと広がる展開に。結果、逆転のチャンスは訪れず、2位でチェッカーを受けている。
タフな戦いを走破し、今シーズン初の2位表彰台に立ったNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT。ポイントは37点となり、シリーズランキングはトップから4点差の2位へと浮上している。続く鈴鹿も酷暑の戦いが待ち受けるが、さまざまなアプローチから粘り強い戦いをすることで、チャンピオンシップでも好調さをキープしていきたい。